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ガクリム科文

ツォンカパのチベット密教  第五品~第十品  第十一品以降

宗祖ツォンカパ大師ロサン・タクパ造
『真言道次第広論』全十四品の科文

「真言道次第広論」冒頭部

[ 第一品から第四品まで:総論と所作・行・瑜伽タントラ ]

勝者遍主大持金剛の道次第、あらゆる秘密の要点をよく解釈したもの。

1.勝者(仏陀)の教えのみが解脱を欲する者の道筋たることを示す。
2.それに入る〔諸〕次第の相異を示す。
2-1.全体的な乗の分類。
2-1-1.どのように分けるかという門。
2-1-2.何によって分けるかという理由。
2-1-3.分けられたものそれぞれの性質。
2-1-3-1.小乗の解説。
2-1-3-2.大乗の解説。
2-1-4.〔分けられたものの〕全てが解脱や成仏の支分たることを示す。
2-2.大乗の分類。
2-2-1.大乗を二つに分ける。
2-2-1-1.どのように分けられたかという数。
2-2-1-2.分けられたものそれぞれの内容。
2-2-1-3.そのように分ける理由。
2-2-1-3-1.学者に生じる疑問点を提示する。
3-2-1-3-2.それに返答する。
3-2-1-3-2-1.他の者が考えた結論を否定する。
3-2-1-3-2-2.よく安住する説を設定する。
3-2-1-3-2-2-1.二つの乗に分ける理由そのもの。
3-2-1-3-2-2-1-1.直接の内容。
3-2-1-3-2-2-1-2.その根拠を記す。
3-2-1-3-2-2-2-2-1.無上瑜伽タントラの典籍に於ける説〔き方〕。
3-2-1-3-2-2-2-2-1-1.タントラに於ける説き方。
3-2-1-3-2-2-2-2-1-2.諸註釈がどのように解説しているか。
3-2-1-3-2-2-2-2-1-2-1.阿闍梨ジュニャーナパーダの典籍ではどのように解説しているか。
3-2-1-3-2-2-2-2-1-2-2.他の阿闍梨がどのように解説しているか。
3-2-1-3-2-2-2-2-2.下タントラの典籍に於ける説き方。
3-2-1-3-2-2-1-3.それに関して論議を尽くす。
3-2-1-3-2-2-2.道に区別があっても果に優劣はない点を示す。
3-2-1-3-2-2-2-1.直接の意味を説く。
3-2-1-3-2-2-2-2.道の区別そのものを説く。
3-2-1-3-2-2-2-2-1.自らの説の特色。
3-2-1-3-2-2-2-2-2.他の阿闍梨の説の特色。
3-2-1-3-2-2-2-2-2-1.「サンヴァローダヤ」の註釈での説き方。
3-2-1-3-2-2-2-2-2-2.「三理趣灯」での説き方。
2-2-2.金剛乗へ入る区分を詳しく説く。
2-2-2-1.密教へ入る異なる門がどのくらいあるか。
2-2-2-2.異なる入口を設定する区別を認識する。
2-2-2-2-1.問い。
2-2-2-2-2.答え。
2-2-2-2-2-1.他の答えが認められない点を示す。
2-2-2-2-2-2.自らの返答。
2-2-2-2-2-2-1.妙欲への執着を道とする在り方に異なる四者がある。
2-2-2-2-2-2-2.その門からそのように道とするところの、空と本尊瑜伽を起こす能力に優劣の四者がある。
2-2-2-3.特にそれらを具足した者たちの道の歩み方を示す。
2-2-2-3-1.二つの大乗に共通の道次第。
【ここまでは、「教に趣入する等しからざる次第の門を総論的に説示したもの」という第一品

2-2-2-3-2.不共なる金剛乗の道次第。
2-2-2-3-2-1.所作・行タントラの道次第。
2-2-2-3-2-1-1.所作・行〔タントラ〕に於ける我生起と智尊召入の有無を伺察する。
2-2-2-3-2-1-1-1.諸阿闍梨のお考えを記す。
2-2-2-3-2-1-1-2.それら〔の中〕で認められる説を述べる。
2-2-2-3-2-1-2.所作・行タントラの道次第をそれぞれ説く。
2-2-2-3-2-1-2-1.道をまとめた一般的項目を説く。
2-2-2-3-2-1-2-2.実際の道次第を説く。
2-2-2-3-2-1-2-2-1.所作タントラの道次第。
2-2-2-3-2-1-2-2-1-1.道を修習する器となるようにする。
2-2-2-3-2-1-2-2-1-2.器となってから三昧耶と律儀を清浄にする。
2-2-2-3-2-1-2-2-1-3.三昧耶に住して、まず親近をどのように行なうか。
2-2-2-3-2-1-2-2-1-3-1.まず親近が必要な理由。
2-2-2-3-2-1-2-2-1-3-2.親近を行なう次第。
2-2-2-3-2-1-2-2-1-3-2-1.念誦を伴った禅定。
2-2-2-3-2-1-2-2-1-3-2-1-1.四支念誦の前に、どのように行なうか。
2-2-2-3-2-1-2-2-1-3-2-1-1-1.始めに住房でどのように行なうか。
2-2-2-3-2-1-2-2-1-3-2-1-1-2.外で沐浴して道場へ入る方法。
2-2-2-3-2-1-2-2-1-3-2-1-1-3.身支度して着座し、供物を加持する。
2-2-2-3-2-1-2-2-1-3-2-1-1-4.自己と場を守護する。
2-2-2-3-2-1-2-2-1-3-2-1-2.実際の四支念誦の禅定。
2-2-2-3-2-1-2-2-1-3-2-1-2-1.念誦の支分たる禅定。
2-2-2-3-2-1-2-2-1-3-2-1-2-1-1.自己を本尊として生起する。
2-2-2-3-2-1-2-2-1-3-2-1-2-1-2.眼前に智尊を勧請して供養するなど。
2-2-2-3-2-1-2-2-1-3-2-1-2-2.それ(支分たる禅定)に依拠して念誦をどのように行なうか。
2-2-2-3-2-1-2-2-1-3-2-1-3.四支念誦の禅定の後に、どのように行なうか。
2-2-2-3-2-1-2-2-1-3-2-2.念誦に観待しない禅定。
2-2-2-3-2-1-2-2-1-4.親近に堪能となって、悉地をどのように成就するか。
【ここまでは、「所作タントラの道を進む次第」という第二品

2-2-2-3-2-1-2-2-2.行タントラの道次第。
2-2-2-3-2-1-2-2-2-1.道を修習する器となるようにする。
2-2-2-3-2-1-2-2-2-2.器となってから三昧耶と律儀を清浄にする。
2-2-2-3-2-1-2-2-2-3.三昧耶に住して、まず親近をどのように行なうか。
2-2-2-3-2-1-2-2-2-3-1.瑜伽の分類。
2-2-2-3-2-1-2-2-2-3-2.分けられたものの内容をそれぞれ説く。
2-2-2-3-2-1-2-2-2-3-2-1.有相瑜伽の説明。
2-2-2-3-2-1-2-2-2-3-2-1-1.外の四支念誦。
2-2-2-3-2-1-2-2-2-3-2-1-2.内の四支念誦。
2-2-2-3-2-1-2-2-2-3-2-2.無相瑜伽の説明。
2-2-2-3-2-1-2-2-2-4.親近に堪能となって、悉地をどのように成就するか。
【ここまでは、「行タントラの道を進む次第」という第三品

2-2-2-3-2-2.瑜伽タントラの道次第。
2-2-2-3-2-2-1.タントラにどう説示されているかという理趣。
2-2-2-3-2-2-2.その内容を修行する次第。
2-2-2-3-2-2-2-1.道を修習する器となるようにする。
2-2-2-3-2-2-2-2.器となってから三昧耶と律儀を清浄にする。
2-2-2-3-2-2-2-3.三昧耶に住して、まず親近をどのように行なうか。
2-2-2-3-2-2-2-3-1.有相瑜伽。
2-2-2-3-2-2-2-3-1-1.粗大な本尊を縁じる四座の瑜伽。
2-2-2-3-2-2-2-3-1-1-1.四座に修習する。
2-2-2-3-2-2-2-3-1-1-1-1.弟子灌頂のみ受けた場合の四座の瑜伽。
2-2-2-3-2-2-2-3-1-1-1-2.阿闍梨灌頂を受けた場合の四座の瑜伽。
2-2-2-3-2-2-2-3-1-1-2.それが不可能な者はどうすべきか。
2-2-2-3-2-2-2-3-1-2.微細な三昧耶形を縁じる四座の瑜伽。
2-2-2-3-2-2-2-3-1-2-1.微細を修習する目的。
2-2-2-3-2-2-2-3-1-2-2.微細を縁じて心を堅固にする。
2-2-2-3-2-2-2-3-1-2-3.堅固さを得てから広斂観などを行なう方法。
2-2-2-3-2-2-2-3-2.無相瑜伽。
2-2-2-3-2-2-2-3-2-1.『真実摂経』に説かれている方法。
2-2-2-3-2-2-2-3-2-2.釈タントラに説かれている方法。
2-2-2-3-2-2-2-3-2-2-1.如来部の修習法。
2-2-2-3-2-2-2-3-2-2-2.金剛部の修習法。
2-2-2-3-2-2-2-3-2-2-3.宝部の修習法。
2-2-2-3-2-2-2-3-2-2-4.蓮華部の修習法。
2-2-2-3-2-2-2-3-2-3.修習法を要約して説示する。
2-2-2-3-2-2-2-4.親近に堪能となって、悉地をどのように成就するか。
2-2-2-3-2-2-2-4-1.禅定によって悉地を成就する方法。
2-2-2-3-2-2-2-4-2.念誦によって悉地を成就する方法。
2-2-2-3-2-2-2-4-3.護摩によって悉地を成就する方法。
【ここまでは、「瑜伽タントラの道を進む次第」という第四品

第五品~第十品  第十一品以降

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