ポタラ・カレッジ齋藤保高の個人サイトです。チベット仏教の伝統教学について、質の高い情報を提供します。

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このページは、数日おきに更新します。
ブログのように、新しい記事を上に加えてゆきます。
古い記事は、2~3箇月程度で、過去のブログのページへ移します。
ポタラ・カレッジの近況報告や行事に関することなど、最新の情報を書きますから、是非頻繁にチェックしてみてください。

11月15日(水) 修習次第のコース、間もなく開講!

ポタラ・カレッジ東京センターの定期講習「瞑想教室 修習次第」が、11月19日(日)から開講します。
残念ながら中止となってしまいましたが、ダライ・ラマ法王猊下による今秋の来日御法話のテーマに予定されていた『修習次第・中篇』を、瞑想の実践も交えながらじっくり学修するチャンスです。詳しい情報は、こちらを御覧ください。


11月 7日(火) ギュトゥー寺のレポート掲載

だいぶ日にちが経ってしまいましたが、8月にゲルク派の密教専修道場ギュトゥー寺(北インドのダラムサラ近郊)を訪れ、「チャクラサンヴァラ」ルーイーパ流の我生起と究竟次第などについて学修したときの御報告をアップしました。
こちらです。
お暇なときにでも、御笑覧ください。

ギュトゥー寺については、既に2012年2014年のレポートを掲載しており、学修した中身を除いては、今回も大体似たような話になってしまいます。しかも、具体的な学修内容は、密教に関することなのであまり詳しくは書けません。
そこで今回は、少し趣向を変え、旅行の情報も交えながら、写真を多めに掲せてレポートしてみました。
一気に書くと長くなるため、「ヤマーンタカ親近行」の時と同じように、ページを分けて順次アップしてゆきたいと思います。たぶん、合計3ページぐらいになるのではないかと予想しています。なるべく、年内完結を目指すつもりです。

11月 1日(水) 11月の特別講習

初冬の特別講習「観自在菩薩の功徳と真言念誦法」を、ポタラ・カレッジ東京センターで11月23日(木・祝)に実施します。時間は午前11時~午後5時、担当はクンチョック・シタル師です。

六字観自在

観自在菩薩を拝む功徳などについて説明し、その六字真言「オン・マニ・ペーメ・フーン」を誦える修行法を平易に解説します。教材は、成就者タントン・ギェルポの「大悲観自在の修習念誦法 ドクン・カーキャプマ」です。これは六道輪廻の衆生を順にイメージし、その全ての救済を観自在菩薩に祈願しつつ、六字真言を誦える行法です。自己の頭頂に本尊を観じるやり方で、我生起ではありませんから、密教の灌頂を受けていなくても実修できます。詳しい情報は、こちらを御覧ください。

10月30日(月) 講話中止のお知らせ(11/1更新

10月30日付でお知らせしたNPO法人ジュレー・ラダック主催のイベント「しあわせな生き方のヒント」に於けるポタラ・カレッジのゲシェー・ソナム師とクンチョック・シタル師の講話(11/4・5・7)は、中止となりました。
講師のラダック人高僧が当日までに来日できなくなったため、主催者の依頼で急遽代役を引き受けましたが、その後御本人が予定どおり到着できるようになったという経緯です。
なので、イベント自体は開催されます。詳細は、ジュレー・ラダックのサイトを御覧ください。
http://julayladakh.org/?p=3357#more-3357

10月21日(土) 10月の定例法要は29日に実施

ポタラ・カレッジ東京センターの定例法要は、原則として毎月第4日曜の夕方から厳修しておりますが、22日(日)の夜は台風の影響が予想されるため、一週間延期して10月29日(日)午後6時45分から実施することに致します。
なお、22日(日)の定期講習各クラスは、予定どおり行ないます。今期もまた、よろしくお願いします!

10月17日(火) 密教に必要な感性と想像力

昨日の記事で「仏陀の智慧は凡夫の理解を遙かに超えた境地」と書きましたが、密教の本尊瑜伽では、凡夫の初心行者の段階から、自分自身を本尊=仏陀の立場に置いてあらゆる物事を認識してゆく修行をしなければなりません。それも、最初は一座の瞑想の中で出来るようにし、やがて行住座臥にその状態を維持することを目指すべきです。
つまり、現実には凡夫である行者が、仏陀の完全な直観認識の智慧が体験しているであろう世界を想像し、自己の意識の面でそのように思念する・・ということです。

しかしこれは、ちょっと考えただけでも、無謀すぎると思ってしまいますよね:
私のような凡夫が、僅かな知識を頼りに仏陀の境地を想像したところで、それは自分勝手な妄想にしかならないでしょう。そんなものをいくら瞑想しても、正しい修行になるはずがありません。

こう考えることにより、灌頂や伝授の大切さを、よく理解できるでしょう。
まず、仏陀から連綿と師資相承されてきた加持力を伴う灌頂を、真正な上師から受けることで、本尊瑜伽を学修する資格が得られます。灌頂の中で授かった菩薩戒や三昧耶戒、その他の誓約を堅持することで、密教行者としての心の正しい方向性が定まります。
そのうえで、タントラに説かれている教えを根拠に、「瞑想すべき仏陀の境地」について学びます。これは凡夫の人間に分かる言葉で表現されたものだから、実際に仏陀が御覧になっている世界そのものではありません。しかし、私のような凡夫の初心行者が本尊瑜伽で修行すべき内容として、他ならぬ仏陀御自身が私たちのために説いてくださった内容ですから、これに従って修行すれば間違いないわけです。
タントラの言葉そのものだけだと、初心行者には難解すぎる場合が多いのですが、昔の大聖者たちがタントラの教えをもとに編纂した成就法や註釈などに頼ることで、私のような低い次元の初心者でも、何とか本尊瑜伽を実修できるようになります。

ですから私たちは、タントラや成就法や註釈などの伝授を受け、内容を正しく学んで論理的に考察し、十分な納得を確立することが大切です。このプロセスをきちんと行なうことで、自分勝手な妄想に陥る危険性を排除できます。
本尊瑜伽の瞑想では、仏陀の完全な直観認識の智慧が体験している世界を、所依と能依の曼荼羅として観じます。いま自分の置かれている環境世界は、所依曼荼羅(楼閣等)です。自分自身や周囲の衆生は、能依曼荼羅(諸尊)です。これをありありと修習するには、正しい理解に基づいた豊かな想像力が欠かせません。
特に無上瑜伽タントラの本尊瑜伽では、楽空無差別ということを意識すべきです。所依と能依の曼荼羅を修習しているとき、見ること、聞くこと、嗅ぐこと、味わうこと、触れること、考えること・・全て大楽の体験だと思念します。そして、これら五感や意識の根底にある微細な幸福感(倶生大楽)が、空性を直観的に覚っている・・と思念するのです。
本尊瑜伽を修習する密教行者は、五感や意識の感性を豊かにし、例えば美しい景色を見たり、好きな音楽を聞いたり、そのほか何でもよいのですが、そういうときに感じる幸福感を大切にすべきでしょう。その対象を実体視して執着するという粗大化の方向を辿るのではなく、その感覚を支えている微細な意識へ心を向けるのです。

10月16日(月) 目指すべきは直観認識

前の記事で論理的思考の重要性を強調しましたが、しかしチベット仏教の修行は、論理ばかりが巾を利かす理屈っぽい世界ではありません。
大乗仏教の修行で目指すべき境地、つまり仏陀の覚りは、完全な直観認識の智慧です。そこに、論理的な思考が介在する余地は見いだせません。

しかしながら、そうした仏陀の境地が最終目標だとしても、私のような低い次元の凡夫は、最初から完全な直観認識を目指すことなど全く不可能です。それは、凡夫の理解を遙かに超えた境地だからです。

では、どうすればよいでしょうか? 
仏陀の完全な直観認識を実現するためには、所知障(煩悩の薫習)を断じなければなりません。所知障を断じるには、煩悩を種子から断じなければなりません。煩悩を種子から断じるには、直観的な空性了解が必要です。直観的な空性了解を得るには、空性を対象とする止観を徹底的に修習しなければなりません。そのためにはまず、空性について論理的に正しく理解する必要があるわけです。
このように上から下へ辿っていった流れの中で、空性了解に関していうと、止観を徹底的に修習する段階(加行道)は、まだ直観認識ではありません。だからといって、空性について学んだり考察している段階(資糧道)のように、あれこれ論理的に思考を巡らせて散乱している状態でもありません。そのように考察した結果で得られた空性理解に一点集中し、瞑想を重ねてゆくことが、加行道に於ける主な修行です。

その加行道さえ、学道へ本格的に入っていない私の如き初心行者にとっては、遙かに高い境地の話となります。
しかしながら、空性了解のことは別にしても、「まず論理的に考察して正しい理解を確立し、それに心を集中して瞑想を重ね、その結果で得られた体験的な証得を行住座臥に応用してゆく」という枠組みは、帰依・出離・慈悲・菩提心など、修行の様々なテーマに適用できます。これらは、初心行者の段階から、順に取り組んでゆくべき課題です。

帰依を例にとってみれば、帰依の対象たる三宝の特長や、帰依の必要性、心のどういう在り方が正しい帰依なのか・・・といった事柄をよく理解していなければ、単なる盲信になってしまいます。だからまず、論理的に考察することが不可欠です。
しかし、それだけでは足りません。本当に帰依の心を体得するためには、帰依をテーマに瞑想を重ねる必要があります。それによって目指すのは、単なる理屈ではない、体験的な帰依の心を会得することです。

10月12日(木) 論理的思考の重要性

9月22日の記事で紹介したとおり、秋季特別講習 「僧院に於ける問答の修行」を、14日(土)にポタラ・カレッジ東京センターで実施します。担当は、クンチョック先生です。

チベット仏教の論書や高僧の法話でよく引用される釈尊のお言葉として、二つの有名な阿含があります。
まず、仏教に於ける救済の在り方について、「仏陀は、衆生の罪を水で洗い流すわけではないし、衆生の苦を手で取り除くわけでもない。また、自らの覚りを他者へ移すわけでもない。そうではなく、真実の教えを説き示すことにより、衆生に覚りを得させるのである」とおっしゃっています。仏陀が説いた真実の教えを私たちが理解し、それに従って自分自身が修行を実践しなければ、根本的には何も解決しないわけです。
次に、その教えを正しく理解するため、どのようにアプローチすべきかについて、「比丘や智慧者たちは、〔純度を確かめるために〕金を炙ったり切断したり研磨する如く、よく観察して私の教えを受け入れるべきであり、尊敬のゆえに受け入れはいけない」とおっしゃっています。信心だけではなく、論理的な思考が必要不可欠だということですね。

そのように大切な論理的思考法を身につけ、それによって教えを考察・吟味するための手段が、僧院に於ける問答の修行なのです。

10月 2日(月) 秋からの定期講習の御案内

ポタラ・カレッジ公式サイトに、秋からの定期講習の御案内ページを掲載しました。
こちらです。
受講のお申し込みも、このページからできます。

会員の皆様へは、今週後半に、紙の案内書・申込書を郵送します。
会員以外の方にも、御依頼があればお送りしますので、遠慮なくおっしゃってください。
お問い合わせ等は、info@potala.jpまで。

9月23日(土・祝) グルプージャの通信受講も開始

13日の記事にまとめて書ければよかったのですが、つい最近のミーティングで急に方向性が固まったので (汗)
もう一つ追加、今秋の新規開講コースです。

片仮名で学ぶ仏典のチベット語 グルプージャ 〔ガワン・ウースン担当〕
通信受講専用コース】10月下旬開始 6箇月コース
7月から始めた短期コース「片仮名で覚える仏典のチベット語」が好評だったので、今回は6箇月コースとして開講! 定例法要など様々な機会に読誦するパンチェン・ラマ一世の『グルプージャ(上師供養)儀軌』全篇を教材にします。

9月22日(金) 10月の集中講座・特別講習

ポタラ・カレッジ東京センターの定期講習、今期は9月30日(土)で終了となります。そして来期は、10月22日(日)から始まります。
10月上旬~中旬の休講期間中には、次の行事を予定しています。

1.秋季集中講座 ナーロー六法 Ⅴ
宗祖ツォンカパ大師の『甚深道ナーロー六法教導次第・三信具足』をダライ・ラマ十四世法王が伝授した際の講伝録をもとに、チャンダリー、幻身、光明、ポワ、トンジュク、中有という六種の秘訣について考察します。
今回は、チャンダリーのうち「有瓶風の修習法」からです。前回まで受講していない方でも、資格を満たしていれば参加できます(以前の録音データを御希望の方は、通信受講の扱いで提供可能です)。
 講師:ゲシェー・ソナム・ギャルツェン
 日時:10月7日(土)・8日(日)・9日(月・祝) 午後1時~6時
 受講資格:無上瑜伽タントラ大灌頂受法者限定。

2.秋季特別講習 僧院に於ける問答の修行
チベット仏教の僧院に於ける修行の重要な要素となる問答について、その仕組みを紹介します。仏教を実践的に会得するためには、まず教えを聴聞して知り、次に知った内容を徹底的に考察・吟味して十分に納得し、そのように納得した内容を繰り返し瞑想して体得する・・・という流れが必要です。その中で問答の修行は、二番めの考察・吟味の、極めて効果的な手段なのです。
今回の特別講習では、僧院の問答でどのようなやり取りがなされているのか、具体的な事例も交えて分かりやすく説明します。併せて、問答に必要な知識として、仏教論理学・認識論の概要にも触れる予定です。
 講師:クンチョック・シタル
 日時:10月14 日(土) 午前11時~午後5時 (途中昼休み1時間)
 受講資格:どなたでも御参加いただけます。

お問合せ・お申込みは、TEL.03-3251-4090、info@potala.jpまで。

9月13日(水) 秋からの新規開講コース

夏休みにインドへ学修に行った年は、どうも事務日程の感覚が緩んでしまうのですが、まもなく9月半ばですから、新しい定期講習について本格的に取り組んでゆかないと相当まずいですよね (汗)
ということで、秋からの新規開講コースを3つ御紹介します!

1.仏教入門 やさしいラムリム 〔クンチョック、ガワン担当〕
第2・第4木曜 午後2時30分~4時【通信受講併用】10/26開始 6箇月コース 
チベット仏教の教理と実践を体系的にまとめた「ラムリム(菩提道次第)」の教えについて、特に初心者向けに分かりやすく説明します。初めてチベット仏教を学ぶ方にお奨め!

2.瞑想教室 「修習次第」の実践 〔ゲシェー・ソナム・ギャルツェン担当〕
毎週日曜 午後3時15分~4時45分 11/19開始 5箇月コース
今秋来日されるダライ・ラマ法王猊下の御法話テーマ、カマラシーラの『修習次第・中篇』に説かれている瞑想を順番に実修します。『修習次第』には、慈悲の瞑想から高度な止観に至るまで、様々な瞑想の教えが凝縮されているので、それらを順にゆっくり丁寧に解説し、実践指導してゆきます。

3.ダルマキールティ「ニヤーヤビンドゥ」の講読 〔クンチョック・シタル担当〕
通信受講専用コース】10月下旬開始 6箇月コース
インドに於ける仏教論理学の大祖師ダルマキールティ(法称)の重要論書の一つである『ニヤーヤビンドゥ(正理一滴)』を、論師ダルモーッタラによる註釈に基づいて読み解いてゆきます。論理学・認識論に御関心のある方へお奨め!

9月 4日(月) ガワン師の共訳書「倶舎論註」刊行

ポタラ・カレッジ専任講師ガワン・ウースン先生の共訳書が、今月末に出版される予定です。

全訳 ダライ・ラマ1世 倶舎論註解脱道解明』(現銀谷史明/ガワン・ウースン・ゴンタ 訳、起心書房ISBN978-4-907022-12-9

倶舎論註

通仏教的な基礎学として日本でもチベットでもよく知られている大論師ヴァスバンドゥ(世親)の『阿毘達磨倶舎論』に対する、ダライ・ラマ一世ゲドゥン・トゥプ大師による詳しい註釈書です。
『倶舎論』の内容の一部は、無上瑜伽タントラの実践理論を学ぶためにも、基礎知識として欠かせません。
部派仏教の煩瑣な哲学としてとかく敬遠されがちな『倶舎論』ですけれど、インドやチベットの諸註釈の成果を踏まえつつ、ダライ・ラマ一世が教理内容を分かりやすく整理している点が、本書の大きな特色といえるでしょう。仏教を本格的に学修するために、必携の一冊です!
詳しい情報は、起心書房のサイトを御覧ください。
http://kishin-syobo.com/

9月 2日(土) 「三宝随念経」の解説

もう9月ですね。夏休みが終わると、年末まで、思いのほか駆け足で月日が過ぎてしまいます。
これからの時期、今年も色々な企画が目白押しで、忙しくなりそうです(汗)。決まったものから、順に御紹介してゆきますね。

まずは、初秋の特別講習三宝随念経の解説」。ガワン・ウースン師の担当です。日時は、9月23日(土・祝)午前11時~午後5時。会場は、ポタラ・カレッジ東京センター。
内容は、チベット仏教の僧院でよく読誦する『三宝随念経(クンチョク・ジェーデン)』Toh.279-281の平易な説明です。この経典は、仏陀・正法・僧伽の功徳を憶念することを説いています。仏法僧の三宝の特長を正しく念じて帰依することは、まさに仏教徒たる証しです。それゆえ、僧院の大本堂に於ける法会などでは、多勢の僧侶たちが声を合わせ、この『三宝随念経』を読誦しています。
今回の特別講習は、仏道修行の基本となる三宝への帰依を、仏陀御自身のお言葉を通じて学ぶ善い機会です。また、僧院で読誦している経典に親しむ契機にもなるでしょう。詳しくは、こちらを御覧ください。
なお、当日は祝日のため、定期講習は全て休講となります。

8月24日(木) 帰国しました

お蔭様で、昨日無事に戻りました。
今回は、主に「チャクラサンヴァラ」ルーイーパ流の我生起と究竟次第について学びました。

ギュトゥー寺本堂

いずれ、本サイトに画像付きで御紹介したいと思いますこちらを御覧ください)。

8月 7日(月) インドへ学修に行きます

本日より24日(水)まで、個人的な学修のためにインドへ行ってきます。内容等は、帰国後に御報告できればと思います。

ポタラ・カレッジ東京センターの定期講習で私が担当するコースは、夏季休講明けの26日(土)から通常どおり実施します。

旅行期間中、ブログの更新は難しいと思います。今月下旬に、またお目にかかりましょう。
天候不順の日が続いていますから、皆様どうか御自愛なさってください。

8月 4日(金) ダライ・ラマ法王御法話事前勉強会

ダライ・ラマ法王猊下が今年11月に御来日され、東京で御法話会が予定されています。そのときのテーマとなる『縁起賛』と『修習次第』について、ポタラ・カレッジのゲシェー・ソナム・ギャルツェン師とクンチョック・シタル師による事前勉強会が、9月18日(月・祝)ダライ・ラマ法王日本代表部事務所(チベットハウス・ジャパンで開催されます。詳しい情報は、こちらを御覧ください。

8月 2日(水) 夏季集中講座

早いもので、もう8月ですね!
ポタラ・カレッジ東京センターの定期講習は、8月7日(月)から20日(日)まで夏季休講となります。
その間に、恒例の夏季集中講座を、次のとおり実施します。

1.ナーロー六法 Ⅳ
チベット仏教ゲルク派宗祖ツォンカパ大師の『甚深道ナーロー六法教導次第・三信具足』をダライ・ラマ十四世法王が伝授した際の講伝録をもとに、チャンダリー、幻身、光明、ポワ、トンジュク、中有という六種の秘訣について考察します。今回は、究竟次第のうち「トゥルコルの次第」からです。前回まで受講していない方でも、資格を満たしていれば参加できます。
 講師:ゲシェー・ソナム・ギャルツェン
 日時:8月11日(金・祝)・12日(土)・13日(日) 午後1時~6時
 受講資格:無上瑜伽タントラ大灌頂受法者限定

2.勝義諦と世俗諦 二諦論の概説
究極的な実体性を追求する智慧が体験する世界である「勝義諦」と、日常の正しい認識によって知られる世界である「世俗諦」。こうした二諦の設定について、インド仏教各学派の見解を概観したうえで、特に中観帰謬論証派の立場から考察し、大論師チャンドラキールティやツォンカパ大師の二諦論を明らかにします。二諦の設定をきちんと行なわずに、様々な物事を「有る」とか「無い」とか「空だ」とか語っても、無意味な言葉の遊びのようなものになってしまいますから、二諦論の理解はとても大切です。
 講師:クンチョック・シタル
 日時:8月19 日(土)・20日(日) 午前11時~午後5時
 受講資格:どなたでも御参加いただけます。

詳しくは、こちらを御覧ください。

なお、8月の大阪教室は6日(日)に実施します。第4日曜ではないので、お間違いのないよう御注意ねがいます。

7月27日(木) 初転法輪法要

本日は、チベット暦の6月4日にあたります。この日は「チューコル・トゥーチェン」といい、お釈迦様が最初の説法をなさった御縁日とされています。
ポタラ・カレッジ東京センターでは、釈尊の偉業に随喜と感謝を捧げる法要を、午後7時45分から厳修します(7時30分開場)。
法要では、ゲシェー・ソナム師を導師に、「釈迦牟尼仏の礼賛偈」などを全員で読誦します。皆様お誘い合わせのうえ御参加ください(事前の参加申し込み、予約等は必要ありません)。なお、『チベット仏教常用経軌集』(ポタラ・カレッジ叢書3)をお持ちの方は、御持参ください。
※ 定期講習「ブッダパーリタ註の解説」は、午後7時30分までの授業となります。

7月10日(月) 夏季特講「仏教認識論の概要」

昨日の「ザムリン・チサン」、無事に終わりました。御参加くださった皆様、おつかれさまでした! 精進の功徳に随喜します。また、毎年お世話になっている清泰寺住職御夫妻に、心より感謝したいと思います。

ザムリン・チサン(清泰寺)


さて、例年海の日にポタラ・カレッジ東京センター実施している夏季特別講習、今年は「仏教認識論 ロリクの概要」というテーマで行ないます。担当は、ガワン・ウースン師。日時は、7月17日(月・祝)午前11時~午後5時です。
仏教論理学の枠組みで、心が対象を認識する基本的なパターンを学ぶ「ロリク」は、チベット仏教僧院教育の入門課程の一つとされています。今回は、直観認識(現量)と推論認識(比量)などを中心に、その概要を分かりやすく紹介します。ロリクは、瞑想する心の分析でもありますから、密教の修行の裏づけとしても役だちます。
詳しい情報は、ポタラ・カレッジ公式サイトの「特別講習・集中講座の御案内」を御覧ください。

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